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建築のピットは、地下に設けた配管を通すための空間です。地下ピットともいいます。
ピットをつくることで、1階の給排水用配管や設備を通し、配管の維持管理が容易になります。
今回は建築のピットの意味、役割や必要性について説明します。
例えばトイレには、排水する配管と給水(手洗い)する配管や、電気設備の配管やケーブルがあります。これらの設備を、ピット空間に通すことで、維持管理が容易になります。
ピットは必ずしも必要なものではないです。配管を土中に埋める方法もあります。
ピットをつくらないので、費用は安いですが土中に埋めた配管などのメンテナンスが困難です。
メンテナンスする場合、一度土を掘り返します。また、土中に埋めた配管は地震や、掘り返す工事の影響で破損されるリスクもあります。
メンテナンス維持や設備を据えるピットですが、ピットそのものにメンテナンスが必要な時もあります。
そりゃ医者が風邪ひかないわけではありませんからね。
ピットは基本的に地中(土中)にコンクリートを打設してつくります。
打設当初は防水性能はありますが、日が経つにつれて地震などによるひび割れが生じ、雨が滲み、湧水が発生します。
本来であれば勾配によって溜まった水が釜場と言われるピット内の排水溝に流れていくのですが、
稀に床勾配がとれていなかったり、ピット内の排水管も勾配がとれていないと、部分的に水が溜まり、そこから菌が繁殖したり悪臭、などの人体的に被害を起こします。
コンクリートは乾燥収縮によって微細なひび割れが少なからず発生しますが、このひび割れから水分が浸透していき、内部鉄筋の錆を誘発することにもなります。
また、錆びによりコンクリート内の鉄筋の体積が増え、周囲のコンクリートを押しのけるように破壊させてしまう爆裂を起こすことにも繋がり、建物の耐久性にも影響を及ぼす恐れもあります。
普段は人の出入りが行われない場所なのでピット内の経年劣化には気付きがどうしても遅れてしまいます。
この記事をきっかけに点検されてみるのはいかがでしょうか?
会社概要
社名
株式会社SoLU
(株式会社ソル)
事業内容
○構造物調査
○防水工事
○シーリング工事
○止水工事
○ピット漏水工事(漏水工事・エレベータピット漏水工事等)
○注入工事
○漏電調査
○電気設備工事(強電・弱電)
○内装工事
○左官工事
代表者
代表取締役 山本 貴希
所在地
〒131-0046
東京都墨田区京島1-10-7-201
TEL
03-6657-3274
FAX
03-6657-3274
営業時間 8:00~17:00
定休日 日曜・祝日
対応エリア 東京都・近隣エリア
※その他の地域もご相談下さい。
創業 1996年
設立年月日
2021年4月
主要取引銀行
みずほ銀行 押上支店
楽天銀行 第四営業支店
資格
○外壁診断士
○リフォーム取引販売士
○施工管理技士
○防水施工技能士1級
○一種電気工事士
○電気工事施工管理技士2級
○樹脂接着材注入施工技能士
○雨漏り診断士